
マスクメロンのシンボルとされているT字形のつる。これは1本の木に1つの果実だけを実らせたことの証明です。1個の果実に1本の木の全栄養を注ぎ込んではじめて、果物の王様といわれるマスクメロンの、そのなかでも最高の名を冠せられているクラウンメロンが誕生するのです。そしてまた、その一つひとつの珠玉の実には、長い伝統によって培われたプロフエッショナルたちの卓越した栽培ノウハウも注ぎ込まれています。
栽培者たちの名人芸によって生まれる究極の味。クラウンメロンは、今後も最高であり続けます。

メロンは収穫してから熟し始めます。通常、メロンの箱には販売店で食べ頃の日付が記入されますが、これは一応の目安です。気温20℃~25℃の間で保管してください。
- 1. 表皮の色
- 通常、メロンの表皮は薄い黄緑色をしていますが、次第に黄色みが強くなってきます。
- 2. 香り
- 果物独特の良い香りがしてきます。
- 3. お尻
- メロンのお尻(下部)をそっと指で押さえてみて少し柔らかい感じがしてきます。
こうなってきたら食べごろです。食べる3〜5時間前に冷蔵庫で冷やしから、お召し上がり下さい。なお、冷やす時は、みずみずしさを損なうことのないように、ラップで包んで冷やして下さい。良質のクラウンメロンは、切ってそのまま召し上がるのが最高です。まろやかで気品のある味と高貴な香りをお楽しみください。

- 1. 種(品種)
- 種は、長い間の経験を元にクラウンメロンが独自に改良を重ね、およそ20種類の品種を四季に合わせて栽培しています。
これにより、安定した品質を保ちながらの周年栽培を可能としています。
- 2. 隔離ベット栽培
- 他産地では野菜などと同様に地面で直接栽培する地床栽培に対し、クラウンメロンでは栽培床を地面と切り離し、限られた土量の中でメロンを栽培する隔離ベット栽培が行われています。つまりメロンの根が張る土を完璧に地面と隔離することにより、限られた土の中で肥料と水の量をコントロール出来るようにしているわけです。これが隔離ベッドではなく、一般の畑のように地面に直接植えられていると、根はどんどん下からの水を吸い上げてしまいます。メロンは水やりが最も大切であるといわれています。水の量と与えるタイミングがメロンの味を左右するといって過言ではありません。おいしい温室メロンには隔離ベットは必要不可欠です。水と肥料をその時々のメロンの状態に合わせ微妙にコントロールすることにより肉質、甘味がより繊細になります。
- 3. ガラス温室
- 一般の温室はビニールハウス栽培が多数ですが、クラウンメロンではガラス温室で栽培されています。ガラス温室は、太陽光線の透過率が高く、光を好むメロンの栽培に適しています。
屋根や側面には空気を循環させる窓が数ヶ所取り付けられています。窓は、コンピュータ制御により温度、湿度などにより自動開閉するものもあります。また、主に冬場に部屋を暖める温水パイプや夏場の酷暑時、部屋の温度を下げるクーラーなどもあります。温室内の温度・湿度の調整も灌水に次ぐ大切な作業で、木の姿勢や玉の肥大、ネットの模様などに大きな影響を与えます。
- 4. 1本の木に1果
- 一本の木にはおよそ30〜32枚の葉がつきます。その葉を大切にして3本の側枝の雌花に交配し、3個できる小メロンの中からひとつだけを選び残し、その実にすべての養分が集中するようにします。他産地のメロンは1本の木から複数個のメロンを収穫しますが、クラウンメロンでは1本のメロンの木から1個のメロンしか収穫しません。
- 5. 有機肥料栽培
- メロンの味と肉色は肥料で決まります。
クラウンメロンでは有機質肥料を中心とした栽培が行われています。
- 6. 気候風土
- メロンには太陽光線が最も必要な作物の一つです。その点、静岡県西部の遠州地方は、世界でも屈指の明るい太陽の恵みを受ける、まさにメロンの好適地といえます。また、メロンの栽培に適した土と水が豊富にあります。
- 7. 職人集団
- 高度な栽培技術を身に付け、常にプロ意識をもった生産者たちの集団です。
また、全員がメロンのトップブランド「クラウンメロン」の生産者であることに誇りを持っています。
- 8. きめ細やかな栽培管理
- 播種→接木→定植→交配→摘果→玉つり→玉磨き→採果までおよそ100日間、毎日1〜2回の潅水を欠かしません。しかも、温室内の温度、湿度は季節、天候、昼夜と変わる為、ボイラー、クーラーによる温度管理や窓の開閉による温湿度管理、あるいは季節によっては果実の日よけ等、さまざまな管理がなされています。
- 9. 徹底した品質管理
- 高度な生産技術を持った生産者には、生産部の指導のもと、季節、品種に合わせたベストな栽培がされるよう細かな指導がなされています。
- 10. 厳しい検査体制
- 出荷を迎えひとつひとつ丁寧に箱詰めされたメロンは3ヶ所の集荷場に持ち込まれ、選任された検査員により外観、内容、糖度等の品質チェックを経て、厳しい検査基準に合格したものだけが出荷されています。
等級、玉揃、量目などが適正であるかをチェックされ、適正でないものはその場で改められます。検査員により無作為抽出の方法で抜き取り、内容検査が行われることもあります。
この検査で糖度(夏場は13度以上、冬場は14度以上)、肉質、風味、熟度、病害虫の有無など、すべてクリアしたものだけ出荷が認められます。

クラウンメロンのひとつひとつに貼られた王冠のシール。これが厳しい検査に合格したメロンだけに与えられる大切なシールです。このシールには生産者NO.が記入されており、どの組合員が栽培したメロンかが分かるようになってます。いわば、このシールは、自分の栽培したものへの各組合員の自信と、クラウンメロン支所の品質保証に対する厳格な姿勢の表れなのです。


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