今日ご紹介するアイテムは、メロンが作られている温室です!
アイテムというより、基本ですね・・・。メロンがガラス(アクリル)温室で作られているというのはご存知の方も多いと思いますが、この温室 実はさまざまな工夫が施されています。
では中に入ってみましょう~
クラウンメロンで使用されている温室のほとんどが「スリークォーター型」と呼ばれる温室を使用しています。
スリークォーターとは「4分の3」という意味。厳密に4分の3ではないのですが、日光を最大限に取り込む為に、南向きの方がガラス面積が広くなっています。そしてもうひとつ、メロンの苗を植える台も、後ろ(北側)にいくほど高くなっています。写真のように苗が小さい時にはいいのですが、大きくなってくるとどうしても日陰になる部分が出来てしまいます。日陰になると光合成を妨げるだけではなく、土の乾きも悪くなります。それを少しでも解消するために、後ろ側が高くなっているんですね~。
土の乾きの話をしましたが、メロン栽培の重要なポイントとして「メリハリ」というものが挙げられます。
たっぷり水をあげて良く吸わせ、しっかり土を乾かし根を張らせる。
不経済に感じるかもしれませんが、、、
暖房を焚きメロンに最適な30度位を保ち、ファンを廻し、時には窓を開けしっかり土を乾かす。
ぎゅっと旨味がつまって、さらに美しいネットにするために生産者は色々と工夫をし、メリハリをつけた栽培が出来るように今日も試行錯誤をしています。
次回のアイテムは温室を暖めるアイテムと光合成を高めるアイテムの紹介です!
月に70万~100万近く!?もかかるともいわれる暖房費。
良品メロンを出荷する為に生産者は経費をかけて取り組んでいます。
では次回もお楽しみに~!
2月15日(金)に冬作メロン品評会が開催されます。
品評会には丹精込めて作り上げたすばらしいメロンが出品されます。その品評会に出品され、入賞したメロンの中からさらに選りすぐりの逸品を限定10個のみ!販売いたします。
この極寒の時期にしか味わえないプレミアムメロンをどうぞ心ゆくまで満喫してみてください。
外観だけでなく味も保証付き。
自分へのご褒美に、大切な方への贈り物にいかがですか?
オンラインショップにて2月1日午前0時より午前8時より受付開始です。
(お問い合わせが多数きており、時間変更をさせていただきました。ご了承ください)
先着順になりますので、限定数に達しましたらカートをクローズさせていただきます。
なおシステムの都合上2月1日前でもカートに入れることはできますが、注文は無効となってしまいますのでご注意ください。
あっという間に1月も半分以上が過ぎ、久しぶりの更新となってしまいました。
そもそもなぜこのメロンのおはなしシリーズを書こうと思ったかと申しますと、クラウンメロンの事をもっと皆様に知ってもらいたい!というのがいちばんの理由なのですが、もうひとつ、なぜクラウンメロンはこんなにも高級品なのか?その理由を知ってもらいたいと思ったからなんです。
お客様から「もうちょっと安かったらねぇ・・・」というお声を頂きます。
特にクラウンメロンは贈答用としてお使いいただくことが多いので、高いお金を払っても自分の口には入らないことが多いと思います。
だからこそ、納得して購入していただけたらと思うのです。
納得して購入したものは後悔が少ないような気がします。
贈った先の方が喜んでくださればなおさらですが・・・。
生産者職員共々まだまだですが、常に購入してくださるお客様の気持ちになり、食べてくださる方の笑顔の為に努力して参りますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
次回からはしばらくアイテムを紹介したいと思います。
技術や道具や経費の話になると思いますが、驚いたり勉強になったりすることもあると思いますので、どうぞお付き合いくださいね。