摘果が終わったら玉吊りです。クラウンメロンのシンボルマークともいえる、ピーンとまっすぐに伸びたヘタ(アンテナ)。
美しいTラインにするため、そして成長するメロンの重さに対応するために玉吊りという作業を行ないます。
メロンが徐々に大きくなり重みを増してくると引っ張られてバランスが悪くなるのでその都度調整をします。
それも個々のメロンによって様々。毎日ひとつひとつ観察します。
このひと手間が見た目も美しいクラウンメロンになるんですね。
日々成長するメロン。ネットがどうやって出てくるかご存知ですか?あのネット、人間の身体で例えると”かさぶた”なんですよ!その辺のお話はまた次回に。。。
交配から一週間、こんなに大きくなりました。
1本に3個交配をしたので、それぞれの木に3個づつの小メロンが実っている状態です。
その中からひとつだけを選び出し、その実にすべての栄養分が集中するように、摘果する作業がはじまりました。
ひとつひとつ丁寧に見て選んでいきます。ちょっと爪が当たっただけで、傷になってしまいます。神経を使う作業です。
矢印の先、分かりますか?
このような小メロンは大きくなってからアザや傷になってしまうので、落選組です。
つづいてはこちら
クラウンメロンは中身も美味しく、外観(見た目)の美しさも求められます。首が長すぎると見た目のバランスが悪くなります。
小メロン自体の形状もとても大事。少し縦長のものがいちばん良いとされています。それもバランスの良い縦長。
厳しいです・・・。
摘果が終わりました。次は玉吊りです。 ん?と思われた方、次回をお楽しみに~!
日本テレビ系列 ぐるナイ 「ゴチになります!」
にクラウンメロンを使ったメニューが登場する...かも?
袋井市出身のフランス料理のシェフである小久江次郎(おぐえじろう)さんが
『ぐるぐるナインティナイン』の中の人気コーナー「ゴチになります」に登場します!
小久江さんはラジュネス代官山でエグゼクティブシェフとして活躍されている方で、以前クラウンメロン品評会で特別審査員としてご審査いただきました。
今回はゴチメニューのひとつとして「袋井クラウンメロンのグラタンときら香茶のソルベ」を提案していただきました。
放送日:11月29日(木)夜7時56分~ 日本テレビ系列
ただし、ゴチメンバーがこのソルベを注文してくれないと紹介されないかも?なのです
登場するか否か?期待しながら是非、ご覧くださいませ。
11月18日(日)
もっと クラウンメロン!プロジェクト第2弾!!
新東名を臨み、クラウンメロン温室の集積地を巡る
「農の景観と古刹ウォーク&ふくろいプレミアムメロンを食す会」
を開催いたしました。
9月8日に開催し大好評だった「宇刈川夕涼みウォーク&プレミアムメロン試食会 」に続く2回目のウォーキングイベントです。
今回は多くの方にご応募いただきましたが、定員40名でしたので参加いただける方は抽選とさせていただきました。
前日は台風のような大雨となりましたが、当日は朝から秋晴れの絶好のウォーキング日和となりスタッフも気合をいれて臨みました!
しかし、風が強い!! 強風の中でのウォーキングスタートとなりました。
この風も良品メロンの栽培にはかかせないものなんですが。
途中の生産者(NO.928 鈴木太久実)の温室では山羊の「メエちゃん」がお出迎え。癒されます...。
そして、16日に行われた秋作メロン品評会に出品されたメロン100%のプレミアム生ジュースで一休み。
濃厚な味は皆さんから大好評!おかわり続出です!
メロンの成長過程を見ながら栽培の様子を説明させていただきました。
山羊の「メエちゃん」が雑草を食べてくれるので害虫被害が減ったそうです。
茶畑とたんぼが広がる景観を楽しみながらウォーキングです。
そして、本日の目的地である試食会場の山田薬師こと「龍源院」さんに。
ご住職からお寺の由来や天井に描かれた88枚の絵の秘密などいろいろと貴重なお話を。
88枚のうち1枚だけ逆さに描かれた絵をみつけその下で願い事をお願いすると願いがかなう.....らしいです。
ただし、その絵の場所は口外無用。だれにも内緒で山門をでなければいけないそうですが。
入口の天井に描かれた双龍と宝珠。
口を開けた龍と閉ざした龍が「阿吽」を表し、その阿吽の中に人の一生があるのだと。
人にとって幸せとはなにか。 こだわりのない心をと...。 詳しくはこちらに。
貴重なお話をいただき、心静かになったところ?で、本日のメーンイベント「プレミアムメロンの試食会&クイズ大会」です。
ちょっと寒かったけど、美味しくお召し上がりいただけましたでしょうか。
メロンの後は 五平もち♪
三川(みつかわ)の会の方々が炭火で丁寧に焼き上げてくれました。
お楽しみのクイズ大会!豪華?賞品も。
最後は恒例の記念写真。皆さんの笑顔に感謝です。
本日、秋晴れの中、クラウンメロン秋作品評会が開催されました。
今回の審査は全国の取引市場の関係者など12名の方にお願いしました。
前日の夕方から各地区で予選会が行われ、選抜された上位のメロンが本日の本選に出品されました。
一人の生産者が6玉を1点として出品します。今回の出品点数は40点。
出品されたメロンは6玉単位での審査されます。
まず、外観審査にて6玉すべてについてメロンの形、玉色、大きさ、ネットの太ささや均一さなどを厳しくチェック。
次に6玉のうち1玉をカット。カットするメロンの位置は審査長がランダムに決めます。
デジタル糖度計により糖度を測り、その後、メロンを三日月形にカットしさらにそれを上、下にカットします。
メロンは上半分と下半分で多少糖度や食味が違うため、一人の審査員が上下のどちらの部分の食味審査するかはあらかじめ決められています。
内容審査は実際にメロンを口に含み、香り、甘さの質、食感、果肉のきめ細やかさなどをチェック。
1点づつミネラルウォーターで口をすすぎますが、味覚のみに頼っての審査はかなり神経を使います。
そして外観、内容についてを100点満点で点数をつけ総合得点順に順位を付けます。
特別審査員として女性起業家として有名な「M2 Labo. ㈱エムスクエア・ラボ」代表の加藤百合子さんにも審査をしていただきました。
以下、本日の審査結果です。
順位 | 番号 | 氏 名 |
優等賞 | 396 | 雪島 望 |
1等1席 | 95 | 澤木 勝 |
1等2席 | 340 | 松山 昌弘 |
2等1席 | 851 | 太田 雄一 |
2等2席 | 323 | 村松 保男 |
2等3席 | 783 | 桒原 吉斉 |
2等4席 | 567 | 永田 潔 |
2等5席 | 495 | 井口 克彦 |
3等1席 | 885 | 原 弘明 |
3等2席 | 727 | 金原 純一郎 |
3等3席 | 908 | 金丸 勝 |
3等4席 | 958 | 鈴木 淳子 |
3等5席 | 228 | 大場 勝典 |
3等6席 | 436 | 中條 文義 |
3等7席 | 44 | 鶴見 和芳 |
3等8席 | 415 | 鈴木 義之 |
内容賞 | 851 | 太田 雄一 |
本日、審査いただいた丸果石川中央青果の松田氏によると
今回の出品メロンは外観がとても素晴らしくどれも甲乙つけ難く、非常に難しい審査だったとのこと。
平均糖度は15.7度。
優等者の雪島 望さんの得点は外観点420点、内容点618点の合計1038点と高得点を獲得いたしました。
<優等メロンと優等獲得の雪島 望さん>
品質はクラウンメロンの命です。